坂の上の雲について
私の愛読書は、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」ですね~。この物語は、司馬遼太郎氏のファンなら誰もが知っていると思いますが、明治時代の松山藩出身の正岡子規、日清日露戦争での日本陸軍の騎兵の生みの親秋山好古、日本海海戦の先任参謀の秋山真之兄弟の3名を主人公にした小説で、当時、明治維新後の貧しくて小さい国日本が、当時の世界の大国ロシアの野望を打ち砕き、日露戦争で勝利するまでを描いています。
当時の日本には、まともな軍隊もなく、世界からは蔑まれながらも、国民一丸となって、国を護り抜きました。この日露戦争の勝利が、陸軍の驕りを生み、満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争に進んでいってしまうのですが、明治の時代の陸軍には、昭和のような驕りは見られなかったですね。あの児玉源太郎でさえ、ロシアに勝てる可能性は最大限努力しても50%を僅かに超えるくらいと思っていましたし、このような考えの人が、総参謀長ですから、驕り、慢心など生まれるはずはないですよね。この頃の日本には、ロシアの南下政策から、日本を守り抜くという強い信念がありました。昭和の時代になると、自分の国の利益を護ることに変わり、妥協を考えなくなりました。時代の流れは、恐ろしいものですね。。。
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